飛び散る火玉も恐れず、焼けつく膚(はだ)もかえりみることなく、ひたむきに鉄を打ち鍛える鍛冶職人。 数十年前までの会津にはこのような刀鍛冶から伝承された技を持つ鍛冶が多くいました。 鍛冶職は姿を消しつつある現代ですが、堤製作所は鍬づくり一筋で、先人のものづくりに懸ける熱い想いを引き継いでいます。 職人たちは土を耕す人々の想いを、自身の想いにのせて、一丁一丁手づくりで丹念に仕上げています。